このカラダも父親の精液で出来ています。

父親の酒グセの悪さに辟易してた母親は、とうとう堪忍袋の緒が切れたらしく、ついに離婚することになったよ。

わたしくらいの年になると、別に好きにやってくれよ、と思うけど、まだ中学生と小学生の妹は大変だよなぁと思うんよね。

ダメ人間そのものの父親は、昔から酒飲むと暴れだし、セクハラまがいなことをしてきて、けっこうなトラウマを植えつけられてきたななじょがこんな風に育ってしまったわけも、わかると思うけど、言い訳がましいかなぁ。

子供の前で、養育費や生活費など、そういった大人の事情をなすりつけ合う醜い両親を眺めながら、ほんとにしょうがねぇひとたちだなと思った。

ななじょは来月からこの家も出て、お水のバイトでもしながら一人暮らしするし、もう親がどうのこうのなんてまったく関知しないよ。ほっとこう。